水素水は1日に1L前後を目安に飲んであげるようにするといいでしょう。あとは普通のお水をのむようにして、1日に2Lを目安に水分補給してみましょう。1日に2Lの水分補給をすることで、めぐりを良くすることができるようになります。そのうちの半分が水素水になれば、より体を活発にすることができるようになるでしょう。季節に関係なく、1日2Lの水分補給を心がけるようにしてみてください。ここでは「水素水の飲み方−基礎編」ではご紹介していない、より効果的な水素水の飲み方を皆さんにご紹介してみたいと思います。ちょっとした意識で変わってくるので、ポイントを押さえながら飲んでみてください。
水素は抜けやすい性質を持つのでパウチタイプを選ぶ方がいい、というのは基礎編でもご紹介しましたが、もう一つ水素には大きな弱点があります。それは“熱に弱い”ということです。水素は熱に弱いという性質を持っていますので、熱してしまうとその水素パワーは失われてしまうのです。水素水を鍋に出して直接火を加えてしまう、といったパターンが最も最悪です。どうしても温めたい場合は、水をためた鍋にパウチを入れて、そのまま温めてあげます。でも、理想は熱さないことです。
では、冷すのがいいのかというと、そういう話でもないのです・・・。冷えたお水は体を冷やすことになります。体が冷えると血流量が低下してしまいますので、代謝を下げる原因になりかねません。また、内臓の冷えを加速させてしまうことになり、便秘症状をひどくさせる原因になる可能性もあります。便秘症状がひどくなるとぽっこりお腹に悩まされるようになったりして、余計にダイエットの妨げとなってしまいますから、水素水は基本的に常温で飲むようにしましょう。
さらに注意点があって、それは保管に関すること。お部屋で保管することになると思うのですが、水素水は熱に弱い性質を持っているので、直射日光を避ける、レンジや冷蔵庫など熱を帯びるものの近くに置かない、などの対策もしてもらいたいと思います。
水素水の効果的な飲み方として重要なファクターになるのが「飲むタイミング」です。お薬ではなくあくまで食品なので、基本的にはいつ飲んでもいいのですが、より変化を実感したいのであれば、飲むタイミングにもこだわってあげたいところです。では、いつ飲むのがいいのでしょうか?水素水に関してはおすすめの飲むタイミングがいくつかあるので、お好きなタイミングで飲まれるようにしてみてください。
お腹の不具合が気になる方は寝起きに飲んでみてください。寝起きにコップ1杯分の水分(だいたい180ml〜250ml)を補給するだけで腸の蠕動運動を活発にすることができ、朝からすっきり感を体感できる可能性が出てきます。また、寝ている間に汗として水分が体から逃げてしまい、朝は特に水分が求められるため、水分補給を行なうのに絶好のタイミングだと言えます。
実は結構おすすめなのは運動後とお風呂あがりに飲むことです。どちらも水分を欲するタイミングであるのと同時に、活性酸素(=老化の原因になる物質)が多く排出されるタイミングでもあるので、運動後とお風呂あがりに飲むことを意識してあげると、発生されやすくなった活性酸素を水素のパワーによって対抗することができるようになります。
お肌に気を使う方は夜寝る前もおすすめです。夜寝ている間に細胞が修復されますので、夜寝る前に水素を取り入れてあげることで、夜寝ている間にしっかりと細胞が修復され、トラブルにアプローチしていくことができるようになります。ただし、夜寝ているにたくさん水分を摂り過ぎるとむくみの原因になったりすることもあるので、朝に顔がむくみやすいような方はあまり夜に水分を摂り過ぎないほうがいいです。