水素水は大きく分けると生成タイプの「水素サーバー」、分包タイプの「パウチ※」があります。(※パウチとはウィダーインゼリーのような小さなアルミパックに入ったもの)コストパフォマンスの差や手軽さに違いはありますが、基本的にはどちらも水素水であることには変わりありません。では、どちらもでいいのかと言われると決してそうではないんですよね。結論から言えば、水素水はサーバータイプよりもパウチタイプのほうがおすすめです。これは個人的な感想ではなく、はっきりとした理由があります。
サーバーよりパウチがおすすめの理由とは?
パウチだと水素が抜けにくいから
水素は、地球上で最も小さな分子なので、水中から抜けやすい性質を持っています。すぐに空気に拡散しまうわけです。この点から、水素サーバーは節穴だらけだということがわかると思います。サーバーを設置するときに蓋を開ければ空気に触れますし、サーバーから生成された水素水をコップに入れて、そのまま放置しておけば、どうしても空気に拡散されてしまいます。パウチ、それもアルミ素材のパウチだと水素が空気中に抜け出す心配がゼロなので、水素をしっかりと体の中に入れてあげることができます。
パウチのほうがコスパがいいから
水素水は継続して飲んであげることが大事になってきます。そうなると、サーバーはランニングコストがかかりますので、パウチよりもコスパが悪くなってしまいます。
サーバーの場合、購入するならサーバ代で数十万円がかかりますし、レンタルでもレンタル料月々8,000〜10,000円と結構な額になります。高いものになると月額20,000円を超えるものもあります。これだけではありません。その他にも、交換フィルター料金(20,000円前後/年間)、設置工事料金(10,000〜20,000円)、水素水の交換ボトル(12Lで1,500円前後)、ボトルの送料(1,000〜2,000円/月)、電気代(1,000円/月)と思っている以上に費用がかかる場合があります。
パウチなら購入費用と送料(送料は定期購入でタダになる場合が多い)しかかからないのでコスパも非常に優れています。パウチだとペットボトルよりもゴミがかさばらないのもメリットでしょう。
サーバーだと場所をとられるから
サーバーはたしかに便利なところもあります。大容量サイズのボトルが宅配されてきますので、買いに行く必要もなければ、好きなときにいつでも飲めます。パウチでも通販でいつでも購入できますし、サーバーと同様に定期購入も可能なので、飲みたいときにないという状況はほとんどないでしょう。そういう意味ではほぼ対等です。大きく異なるのは、サーバーだと場所をとってしまうということ。サーバーって実は思っているよりもサイズが大きいのです。
小さなサイズのものでも50cm四方は場所をとられますので、ワンルームだったりすると結構厳しいです。実際にはここにサーバーの高さ100〜120cmほどが加算されるので、体積はかなり大きいです。基本的にキッチンに置いて置くことが多くなるでしょうから、キッチンのスペースが狭い日本の家庭にはあまり向いていないんですよね。さらにいえば、直射日光をさけられる場所、熱になるものが近くにないこと、湿度が高くないところなど、色々な条件があるので、サーバーを置きたくても置けない環境にあることも多いのです。